SQL IN句の使い方!複数列指定も!

かんたん!SQL





SQL IN句の意味や使い方を知りたいときはないでしょうか。


けど、そんな中で悩むことは、

・「SQL IN句」の意味がわからない
・「SQL IN句」の使い方がわからない

ですよね。

今回はそんなお悩みを解決する

・「SQL IN句」の概要と使い方
・「SQL IN句」の使用例

についてまとめます!

IN句の基礎

IN句とは

IN句は、あるカラムの値が指定したリスト内の値と一致する場合に条件を満たすクエリを実行するための演算子です。

例えば、特定の商品IDがある一連のIDの中に含まれているかを確認するのに利用できます。

IN句の構文

IN句は以下の構文で使用されます。

SELECT 列名1, 列名2, ...
FROM テーブル名
WHERE 列名 IN (値1, 値2, 値3, ...);
・SELECT: 抽出するカラムを指定します。
・FROM: データを抽出するテーブルを指定します。
・WHERE: 行を選択するための条件を指定します。
・列名 IN (値1, 値2, 値3, …);: 指定したカラムの値が、括弧内の値のリストに含まれている場合、その行が結果に含まれます。

IN句の例

クエリの例です。
この例では、商品テーブル内の商品名が「商品A」または「商品B」である行を抽出します。

SELECT id, 商品名
FROM 商品テーブル
WHERE 商品名 IN ('商品A', '商品B');

IN句の使い方

単一列のIN句の使い方

単一列のIN句は、特定のカラムの値がリスト内のいずれかの値と一致する場合に結果を返します。

サンプルコード

このクエリは、idが1または3の商品の情報を抽出します。

SELECT id, 商品名
FROM 商品テーブル
WHERE id IN (1, 3);

複数列のIN句の使い方

複数列のIN句は、複数のカラムの値がそれぞれのリスト内の値と一致する場合に結果を返します。
これは、複数の条件を同時に満たす行を検索する場合などに使用するととても便利です。

サンプルコード

このクエリは、idが1かつ部署が’部署A’、またはidが2かつ部署が’部署B’の従業員の情報を抽出します。

SELECT id, 名前, 部署
FROM 従業員テーブル
WHERE (id, 部署) IN ((1, '部署A'), (2, '部署B'));

サンプルデータ

id 名前 部署
1 従業員A 部署A
2 従業員B 部署B
3 従業員C 部署A
4 従業員D 部署C

結果

id 名前 部署
1 従業員A 部署A
2 従業員B 部署B

さいごに

いかがでしょうか。

今回は、

・「SQL IN句」の概要と使い方
・「SQL IN句」の使用例

についてまとめました。

また、他にも学習に役に立つ情報がありますので、よろしければご参照頂ければと思います。


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